2016年5月3日火曜日

『泡沫サタデーナイト!』と今後のつんくプロデュース


近年つんくの病気などもあって、ハロプロのつんくが関わる曲が少なくなってる。
そのためつんく以外が作詞作曲する曲が増えている。
しかし、モーニング娘。だけは「つんく」が作ることにこだわっていた。

そんな中、5/10日にモーニング娘。'16のシングルが発売された。
通算61枚目となる今作品は「作詞作曲 つんく」ではない曲がリード曲となった。
それが津野米咲(from 赤い公園)作詞作曲の『泡沫サタデーナイト!』である。




「モーニング娘。はつんくプロデュース」という流れを止めた一曲であり、
それはつんくプロデュースからの脱却さえ暗示させる。
『泡沫サタデーナイト!』の役割、存在意義はものすごく大きいものだと思う。



泡沫サタデーナイト!には
「つんくプロデュース」を脱却したい(しなければならい)反面、
つんくにすがらざるを得ないハロプロの現状も感じる。




最近のつんく以外が作るハロ曲にはつんくオマージュを感じる曲がよくある。
星部ショウの作る曲を筆頭に『泡沫サタデーナイト!』もそのタイプ。

テレ東の番組からモーニング娘。が出来て以来、
「Produced by つんく」一本でやってきたハロプロなわけなので
つんくがハロプロの看板であることは事実。



今後のハロープロジェクトの音楽性、あるいはアイドルグループとしての
個性をどう売り出していくのかは今後注目していきたい部分。





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上記のようなハロプロの現状がある中で
今後より少なくなって行くつんくプロデュース曲の立ち位置について考えてみたい。


これまでつんくは常にあらゆるものをミックスさせて作品を作ってきた。
音楽ジャンル、コンセプト、ビジュアル、ダンスなどなど
あらゆるレイヤーで、あらゆるものをミックスして作品を作っている。
つねに何か新しいことをやろうと実験している。
そしてそれに驚かされてきた


近年モーニング娘。がやっているEDM路線を例に挙げれば、
2011年にリリースした『Only You』から当時海外で流行っていたダブステップ(EDM)を早々に取り入れ、ダンスは集団行動のようなフォーメーションダンス、そしてAメロBメロサビという型にはまった展開ではなくメロの多い複雑な展開にしている。

常に新しいことをやって唯一無二の物を作ろうとしていることはひしひしと感じる。
特にモーニング娘。に関してそれを強く感じる。



常に新しいものを作るということは常に変化するということ。
つまり昔つくったような曲はもう作らないということ。



「最近のつんくの曲はクソで星部ショウ最高」みたいな意見を目にしたことがあるが、
恐らくだがつんくも自身の昔のオマージュをやろうと思えばやれる人だと思う。
その証拠に4月27日発売のアンジュルム『恋ならとっくに始まってる』では
プラチナ期臭プンプンな曲を作っている。

つんく自身、昔のオマージュを作ればファンが喜ぶのもわかっているし、
作ろうと思えばつくれるけど、
そこはアーティストつんくとして新しいもをの生み出したいんだと思う。





今後アーティストつんくがプロデュースする曲のハロプロ内での立ち位置、
というか個人的な希望の話だが...



星部ショウを筆頭に前山田健一、津野米咲などのつんくチルドレンたちが誕生し、
ハロプロを分析し、計算した上で今後もつんくオマージュをやっていくだろう。
しかし、それらは計算でつんくに似せてるものなので、
当時聞いたつんくの曲を超えるサプライズは恐らくない。

つんくの曲にはアクシデントを含めた計算外の面白さ、サプライズがある。


したがって、つんくには今後も未知なる曲を作り続けて欲しい。
そしてこれからも驚かせて欲しい。

それが10年後20年後、また今のようにチルドレンたちにオマージュされ
今度は後期つんくオマージュ、ポストつんくオマージュみたいなことになっていれば、
ハロプロがより面白い音楽が生まれる場所になってることだろう。




これからもハロプロは異端であれ!











p.s.
たまーにでいいからセルフオマージュもつくってね。
「やっぱ本家のオマージュは一味違うな」って言いたいからw

つんくビイキの筆者でした。