よそ者が「東京女子流のアーティスト宣言」について思ったこと ~クールハローについて~
女子流のファンというほどのものではないです。
ただアーティストの売り方とか、もしくはアイドルとはなんだみたいな話とか
好きなので、「アーティスト宣言」のust見てみました。
その感想をちょこちょこと。。。
東京女子流アーティスト宣言 Ustreamアーカイブ
アーティスト宣言は対外的な戦略の部分が大きくて、
本人たちが目指していく所は今までとあまり変わらないのかなと思いました。
しかし、配信の中で「BoA5人」を目指すとか言ってたけど、
その目指していくものがいまいちハッキリしてない印象もありました...
(俺が女子流に対して不勉強だからかもしれませんが)
本人たちが目指していく所は今までとあまり変わらないのかなと思いました。
しかし、配信の中で「BoA5人」を目指すとか言ってたけど、
その目指していくものがいまいちハッキリしてない印象もありました...
(俺が女子流に対して不勉強だからかもしれませんが)
アーティスト宣言のしたところで楽曲のジャンルがガラッと変わるわけじゃないし、
ダンスのクオリティがグンッと上がるわけじゃない。
アーティスト宣言をした意味はアイドルいうジャンルからの脱却であり、
アイドルファンより多数の一般大衆に向けて今後発信していく
というこなんだと感じました。
ダンスのクオリティがグンッと上がるわけじゃない。
アーティスト宣言をした意味はアイドルいうジャンルからの脱却であり、
アイドルファンより多数の一般大衆に向けて今後発信していく
というこなんだと感じました。
以前からそうした思いでやっていたけれども、
実際にはアイドルファンに対して届けるという形になってしまっていたんだと思います。
だからこそ、ここで一度線引をして「一般大衆に向けて」という部分をより強調したいのかなと思います。
実際にはアイドルファンに対して届けるという形になってしまっていたんだと思います。
だからこそ、ここで一度線引をして「一般大衆に向けて」という部分をより強調したいのかなと思います。
女子流のが今後5年10年とやっていく事を考えれば、
この戦略も分からなくないかなーというのが感想です。
この戦略も分からなくないかなーというのが感想です。
以下そう思った理由を。。。
- アイドルとアーティストによるパイの違い
アイドルがジャンル化し、同時にアイドルファンが増え、アイドル市場大きくなりました。とは言うものの、アーティストとして売りだした方がより多く大衆にアプローチできる事には変わりありません。
アイドルとしてで売りだしたほうが、売りやすいのかもしれませんが、より上を目指しす場合にはアーティストとして売りだした方がより多くのファンを獲得できます。
例えば
昨今大人気のmiwaですか、彼女のファンは男性が多いです。
もしmiwaをアイドルとしてデビューさせていたら、それなりに人気は出たでしょう。
しかし、今のmiwaと同等の人気を獲得することは、ほぼ100%ないのです。
- 「アイドル」に対する大衆のイメージ
アーティスト宣言に対して「アイドルかアーティストかはファンが決めるから、アーティスト宣言なんておかしい」という批判は多く見当たりました。
しかしファンはそうでも一般大衆はそうではないと思います。
「アイドル」に対する大衆のイメージは良くも悪くもあります。
AKBもでんぱもベビメタも女子流も「アイドル」。
アイドルの幅が広がったからこそ生まれた
「アイドル」に対するイメージの差は大きくなっています。
- アイドルの年齢
最後にもちろん忘れてはいけないのは年齢の問題。
今の女子流の平均年齢は17歳。10年後を考えるとアイドルとしては潮時。
以上の3点から考えてアーティスト宣言は意味があるのかなと思いました。
長期的に大衆にアプローチし、トップを目指してくという
avexの気迫のようなものも感じました。
長期的に大衆にアプローチし、トップを目指してくという
avexの気迫のようなものも感じました。
この「大衆」っていうところがkeyのように思います。
今後も変わらず注目していきたいと思います。
ついでに
- アイドルと線引する必要がないという意見に対して
確かにその言い分もわかります。
その通りです!
「Pefumeはアーティストと呼ばれてるけど、
ずっと可愛くって彼女たちはアイドルじゃないか」
その通りです!
ただ、これはすでにアーティスト扱いされているPerfumeだから言えることであって
逆は非常に難しい。
大衆からアーティストと認識されながら、アイドルと呼ばれる人はよくあるが、
アイドルの中にいながら、大衆からアーティストであると呼ばれるのは非常に難しい。
上記の『「アイドル」に対する大衆のイメージ』というのと大きく関わっている。
アイドルの中にいながら、大衆からアーティストであると呼ばれるのは非常に難しい。
(※アイドルファンが"このアイドルはアーティスト級だ"とか言ってる話とは全く別の話。)
アイドルの中にいながら、大衆からアーティストであると呼ばれるためには、
アイドルの領域を広げ、
「アイドル」に対する大衆のイメージをも変えなければいけません。
これは恐らくアイドル全体の問題であり、女子流だけでは解決できないでしょうし、
できたとしても1年そこそこでは難しいことです。
アイドルの領域を広げ、
「アイドル」に対する大衆のイメージをも変えなければいけません。
これは恐らくアイドル全体の問題であり、女子流だけでは解決できないでしょうし、
できたとしても1年そこそこでは難しいことです。
であるならば、リスクもあるけど「アーティスト宣言」しちゃましょ。
って言うことなんじゃないんでしょうか?
何度も言うように東京女子流を「一般大衆」にどう広めて行くか
ということを考えているように感じます。
何度も言うように東京女子流を「一般大衆」にどう広めて行くか
ということを考えているように感じます。
ただファンとしては、
アーティストであろうとアイドルであろうと可愛いアイドルに変わりないのであれば、
どっちであろうと、宣言しようがしまいが、なんも変わらないのでは?(笑)
(元もの子もないまとめ)
- ハロプロが行っているクールハローも同じ
もしくはそれに近いものを問題視していて、
その問題を解決するための策の一つがクールハローなんだろうと思っています。
ただ、女子流と違うのは中途半端にやっているということでしょうかw
ハロプロも女子流も
「アイドルだけど一般大衆のイメージしてるアイドルとは一味違うよ」
ということが言いたいんでしょうが、
簡単な解決策はないし、リスクも伴うことです。
女子流はそのリスクを承知できっぱりと「脱アイドル」を宣言しました。
この意気込みは買って上げたいと思うし、ぜひとも成功の姿を見せてほしいと思います。
対してハロプロは「脱アイドル」はせずに、
アイドルでありながら一味違うアイドルを目指しています。
アーティストと言いたいけどアイドルでいたいというある種のジレンマが存在する訳で、
非常に難しいやり方ですし、だからこそ「クールハローは中途半端だ」と言われてしまうのです。
しかし、ハロプロがやろうとしてることは言わば、「アイドル」に対する大衆イメージの払拭であり、アイドル全体が抱えている大きな問題の解決につながるものです。
これは老舗アイドル事務所であるアップフロントでなければ成し得ないことでしょう。
大衆に対して
「アイドル」の外へ出て戦おうする女子流と
「アイドル」の中にいながら戦おうとするハロプロの
対比はとても面白いです。
この対比は今後も注目していきたい点です。
p.s.
Pefumeの大衆的なイメージってもうアーティストですよね。
Perfumeのアーティストへの転換期って明確にあるんですか??